2015年7月18日(土) 304/365
<組織の姿>
皆さんおはようございます。
致知7月号
「『断行熟慮』―実践の中から新しい知恵が生まれる」より抜粋 その1
作家 三戸岡道夫氏
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やはり上下の人間関係だけでは人はついてこない。互いに一人の人間として一対一の関係に立って初めて、人は素直に成長していくのだと学ぶことができた。
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「家族のために頑張ろう!」、
「この人のために頑張ろう!」、
「この社長のために頑張ろう!」、
と心から自信をもって言える人がいるならば、実に幸せなことだと思う。
ピラミッド型の組織でなければならないというのは、既に時代遅れのように思う。
ピラミッド型は軍隊では必要でしょうね。
ひとたび戦争が起きれば指示命令系統が乱れ、全滅になりかねない。軍隊はこれでよい。しかし、会社組織はピラミッドでトップダウンの必要な場面はあるけれど、個々の個性を活かし、自らの責任で自ら考え行動し、その中で組織を重んじる人でありたいと思うのです。
サークルの真ん中に社長がいるというイメージが今の時代にあった組織の姿のように思えるのです。この考えは、私が社長として生意気にならないよう戒めとして思っているだけかもしれません。
役職は上下の区別ではなく、役割と考えているのです。役割には責任が伴います。
一番責任が重いのが社長。だから、厳しいことも言わなければならないわけです。
お互いに認めあうこと、尊重すること。
そして、目的、目標を共有して人間として成長していくことが価値ある仕事観であると考えるのです。