2015年7月17日(金) 303/365
<素直に謝る>
皆さんおはようございます。
致知7月号
致知随想、「利は元にあり」より抜粋
渡邉一美様
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人付き合い基本は「相手もよかろう、自分も少しよかろう」の考え方にあり、との言葉を教わりました。
「自分はよかろう」、「相手は悪かろう」では長続きしない。己の利益だけに走ることなく、相手に尽くすことで初めて人間関係も経営も長続きする。
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よい人間関係は、「相手に喜んでもらう」「相手のために尽くす」とよく聞きます。そのとおりだと思う。
でも一つ付け加えるとすれば、「素直に謝る」ということも大事だと思うのです。
人間は完璧ではない。時には失敗や失言もある。しかし、そのような失敗や失言を、
「相手のためにやったことだ」
「相手のために言ったことだ」と自分を正当化する自己防衛本能にスイッチが入る。
これではよい人間関係は築けない。
素直に自分を振り返れば後悔があるはずです。
「素直に謝る」、そういう姿勢が失敗した後悔をほんの少し許せる自分をつくることができ、相手を許す寛容な心になっていくと思うのです。
「素直に謝る」ことは勇気がいることです。その勇気は、常に前を向いているからこそできることだと思うのです。