2015年7月7日(火) 293/365
<花ひらく>
皆さんおはようございます。
致知7月号
「重光 葵 その渾身の生き方に学ぶ」より抜粋
作家 福冨健一氏
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人間は、いくら勉強ができたとしても美しくありません。いくら名を成したとしても自分のために生きている人には魅力はありません。
家族のため、組織のため、国家のために一心を挺してこそ、本当に見識、覚悟が生まれ、それでこそ真のジェントルマンと言えるのではないでしょうか。
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人間的魅力とは、どのようなものでしょうか。
謙虚、礼儀、言葉使い、知的など、いろいろとあるだろうが。
一つだけあげるとすれば、「自分の信念をもって生きている人」。そんな人に魅力を感じます。
信念といっても、ぐらつくことがよくあります。そんな時に自分の信念を試されているように思うわけです。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
吉田松陰が言う、「あなたの志はなんですか?」
志は、そう簡単に見つかるわけでもない。
しかし、考え続けていれば、必ず見つかるものであると信じているのです。
その時、人間的な魅力が花ひらく時だと思うのです。
ちなみに、「どんな時に人間の魅力を感じますか?」と女房に聞いてみた。
すると「一生懸命にやっている姿」という言葉が帰ってきたのです。
間髪入れずに、「では俺はどう?」と聞き返したら、・・・・・無言であった。