2015年6月22日(月) 278/365
<まずは家庭から>
皆さんおはようございます。
致知6月号
「ご先祖を知れば遺伝子のスイッチはオンになる」より抜粋
筑波大学名誉教授 村上和雄氏
事業構想大学院大学教授 天明 茂氏 の対談
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(村上氏)
先生は潰れた会社を数多く見る中で、ある共通項に気づきます。
それは、どこも家庭が潰れていることでした。親子関係が悪い、夫婦関係が悪い、ご先祖を疎んじている。百に一つの例外もないとおっしゃっていましたね。
先生は「行き詰まる会社は必ず家庭が行き詰まっている。だから、家庭がよくなれば会社はよくなる」という確信をお持ちで、そのための方法として家系図作りやお墓詣りをアドバイスされたんです。
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倫理法人会の教えでは、「まずは、家庭から」とあります。
一番身近な、夫婦関係が上手くいかなければ仕事どころじゃありません。
昔は、よく喧嘩もしました。離婚話なんて何度あったかわかりません。そのたびに仕事が手につかず悩んだものです。
「俺は仕事をやっているんだからな」
「俺が稼いできてるんだからな」
「俺のおかげじゃないか」
とか、自分勝手な屁理屈を言い並べ、女房の家庭を守るという立派な仕事を軽んじ、女房の支えがあるからこそ、安心して仕事ができることも分からず傲慢な自分がいたように思います。これではよい夫婦関係は築けるはずもありません。
夫婦歴26年、女房が立派に子育てをしてくれました。いい加減な旦那を支えてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
会社の業績がよくても家庭崩壊では、何のための仕事か分からなくなります。。つくづく思います。
「繁栄は家庭から」
そんなことが身に染みる年齢になってきました。