2015年6月5日(金) 261/365
<仕事というもの>
皆さんおはようございます。
致知6月号
「平澤 興の遺した言葉」より抜粋 その2
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(仕事の意義)
仕事は人のためにするのではありません。普通はそんなふうに思いますが、それは誠に平面的な考え方です。
仕事は自らの魂を生かすためにするものだと、私も固く信じております。
ちょっと見たところ、つまらんような仕事をしておっても、その仕事に本気になってやっておること、それが立派な人生ではないかと思うのであります。
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仕事をしていることは、生活の糧である給料を稼ぐためという、重要な務めがあるので、やらざるを得ないという義務感になるわけです。
義務感で仕事をやっていると、そこには「やらなければならない」という苦悩がつきまといます。
確かに仕事は辛く大変なことではありますが、一面、やりがいや楽しい時間でありたいわけです。
それには、
・どうやったら、もっとお客様に喜んでもらえるだろうか。
・どうやったら、働く仲間に喜んでもらえるだろうか。
・もっと、もっと、いい方法はないだろうか。
と常に考えて実践していると、面白くなってくる。
心の底から叫びたくなるような充実感を味わうと、まさに達成感となるわけです。
それは、どんな人でも経験できるものだと思うのです。
徹底的に実践をする。やり続けるということです。
多くの人が「どうせ、俺なんか・・・。」といい挑戦をしないのです。
世の中につまらない仕事などありません。
切手を張る、コピーをする。これも立派な仕事です。無くてはならない仕事です。
その仕事にどのように向き合うかで、その人の一生を決めるといってもいいと思うのです。つまり仕事を楽しくするのは自分次第であると考えるのです。