2015年5月30日(土) 255/365
<有難う>
皆さんおはようございます。
致知出版社:「二宮金次郎に学ぶ生き方」 その最終回
二宮金次郎 七代目子孫 中桐万里子氏
二宮金次郎さんシリーズ全26回も最終回となりました。お読み頂きまして有難うございました。
金次郎さんに多くを学び、実践の重要さを痛感いたしました。
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「ありがとうの反対語は、”あたり前”ではないか」と。
「有り難い」という漢字を想像してください。つまり、有ることや存在することが奇跡のように難しいから「有り難う」が生まれると言うのです。
ところが、金次郎流に言えば、「ただ見る」世界では物事は「あたりまえ」や「ふつう」にしか見えません。「よくみる」世界でこそはじめて、物事に奇跡やドラマがあふれていることを知ります。
「ありがとう」が見えてくるのです。
ありがとうという言葉は、きっと相手を幸せにするだけではなくて、私たち自身を豊かな明日へと向けてくれるエネルギーになるでしょう。
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4年ほど前に「ありがとう」は、有ることが難しいから「有難う」と書くということを聞きました。それ以来、「有難う」と書くようにしました。
「有難う」の反対は「当たり前」であると。
多くのことが当たり前となり、無くしてから当たり前が有難いと気づく。
では、どうしたら有難いと思えるのでしょうか。感謝できる人になれるのでしょうか。
自分はまだまだ未熟であるという自覚と謙虚さを忘れないことではないかと思っています。謙虚であれば、上から目線ではなく、どんなことからも学ぼうという姿勢になります。学べば学ぶほど、自分の未熟さに気づき、自然と感謝できる人になれるように思うのです。
「有難う」と言われて悪く思う人はいません。また、自分も気持ちのよいものです。
「有難う」は魔法の言葉の様ですよね。
「有難い」と思うから、感謝する心が湧いてきます。
感謝する心は、人を幸せな思いにさせるだけではなく、自分も幸せな思いになれると思うのです。
「有難う」を一杯使っていこう。