2015年5月24日(日) 249/365
<課題に飛び込む>
皆さんおはようございます。
致知出版社:「二宮金次郎に学ぶ生き方」 その2
二宮金次郎 七代目子孫 中桐万里子氏
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まず、水車である自分がクルクル回転するために、イキイキと生きるために必要な作業に注目してください。
つまり、水車の廻りはじめがどこにあるのか、という点です。それがとても重要です。
そう、水車は川につかり、川の流れと同じ方向に自らを動かすことから廻り始めます。
これはつまり、流れてくるものがどんな相手であれ、どんな出来事であれ、どんな時代であれ、どんな自然環境であれ・・・、ともかく、ひとまずその現実に思い切って頭を突っ込むことからしか始まらないことを意味してます。
「あんな奴さえいなければ企画が上手くいったのに」と相手や現実を否定したり呪ったりすることがあります。
でもこれはちょうど、水車が川につかろうとせず、川から浮き上がっているようなものです。
浮き上がった水車は絶対に廻ることはありません。
全ては現実に触れ、現実に立ち、現実に飛び込み、現実に向き合うことしかはじまらない。
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自分の都合のよい事ばかりが起きないのが現実です。出来れば避けて逃げたくなります。
しかし、金次郎さんはそんな現実を素直に向き合うことが始まりだというのです。
自分である水車を見事に廻すためには、都合の悪い相手、出来事、苦難、そんな現実という川に飛び込んでいくことが、水車である自分がキレイに廻っていくということなのでしょう。
果たして現在は逃げているだろうか、それさえも考えたことがないように思う。知らず知らずのうちに遠ざけているかもしれない。
現実を素直に受け止め、向き合っていこう。勇気をもっていこう。
会社のイベントでドライバーさんの出席率が極めて悪い。
ドライバーさんとの関係づくりを怠ってきたのが原因だろう。
人と人との信頼関係は、やはり一緒にいる時間をどのように共有するかが重要だと考えます。
課題に飛び込むこと。それが問題解決の近道なのでしょう。