2017年4月6日(木) 932/1000
<日は昇る>
皆さん、おはようございます。
小さな人生論 ポケット名言集(致知出版社) より引用 その2
著者:藤尾秀昭氏
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作家の五木寛之さんから聞いた話がある。
朝顔の花は朝の光を受けて咲くのだと思われていた。しかし、ある植物学者が、朝顔のつぼみに24時間、光を当てていても、花は咲かなかった。
朝顔の花が咲くには、朝の光に当たる前に、夜の冷気と闇に包まれる時間が不可欠なのだという。
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人間の成長も同じなのでしょう。生きているかぎり、よい事ばかりではない。苦しい事もある。でも苦しいことばかりでもない。
ある尊敬する方から教えられたことがあります。日は沈む、でも必ず日は昇るのです。人間の人生においても苦しい時が必ずあるけれども、日が沈んでいる時でも、腐らず、諦めず、必ずよい時がくると信じて自分を磨き続けている者だけが、暗闇から日が昇る最初のほんの僅かな光を受けて輝くことができるのです。ということを教えてもらい、とても勇気をもらいました。