2015年5月7日(木) 232/365
<おかげさま>
皆さんおはようございます。
「二宮金次郎の幸福論」より抜粋 その4
二宮金次郎 七代目子孫 中桐万里子氏
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松下幸之助さんはおっしゃたそうです。会社が成功したポイントは、自分が生まれ落ちたが貧乏だったおかげ、自分に学歴がなかったおかげ、自分の身体が弱かったおかげ、の三つだったと。
一見すればまったく「おかげ」ではない事態のように感じることばかりではないでしょうか。しかし、主の心、そしてその心からはじまる行動次第で、目の前は荒地ともなり、米(実り)ともなることを伝えてくださっているのではないかと感じます。
幸之助さんも金次郎も、わたしに呼びかけています。
「幸せは、誰かが与えてくれるものではないよ。あなたのこころ、そして行動こそが、すべてを幸せへと生みなおす尊い力を持っているのだよ!」と。
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日本は世界一、平和な国である。誰しもそのように感じているのではないでしょうか。
他国では争いが絶えない。今でも多くの子供達が戦争の犠牲者になっているのです。
私たちは、この平和な国に生まれた。万が一、中東あたりの国で生まれたらどうでしょうか。その瞬間に死が待っているかもしれない。
だから、一人ひとりが「命のご縁」というメッセージを考えたいのです。
大した能力もないけれど社長というご縁をいただきました。
相当な甘ちゃんであったから、会社倒産のピンチの「事のご縁」をいただき精神を鍛えらました。
今でこそ言えることですが、そんな出来事があったからこそ、自分の役割を誓うことができました。
まさに「おかげさま」と言い変えたいのです。だからやるべき事があると捉えたと思うのです。
私の座右の銘は、「自らの苦悩は、自らが創りだしている。」、23歳の時に出会いました。
全ての源は自分という教えです。
現状を憂いていては何も始まらない、何も変わらないのです。
一歩踏み込み勇気をもって行動することが、全ての始まりなのだと考えるのです。