2015年4月17日(金) 212/365
<一人の時間>
皆さんおはようございます。
致知5月号
特集「人生心得帖」より抜粋
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経団連会長を務め、国鉄民営化に大きな役割を果たした土光俊夫氏は、ビジネスマンにこういう言葉を残している。
「会社で八時間懸命に働くのは当たり前。当たり前でないのは、会社が終わってからの時間をどうするかだ。
パプソンという人が過去百年に世界の実業界で活躍した人たちを調べて、同様のことを言っている。
「彼らが成功した要因は例外なしに、会社が終わってからの時間が大切だと思っていた点に求められる」
一人の時間をどう使うか。それが運命を決めるということである。
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会社では、誰でも仕事をしている。与えられた職務を全うするためである。
一日の仕事が終われば、ほっとする。体も疲れているだろう。
家でのひと口のビールは旨い!
それをやってしまうと眠くなり、1ページの本を読めば寝ているという始末。
ビールも捨てがたいので、読書の時間を朝にシフト。
朝の読書、「これはいい!」 集中できる。
毎朝90分、これが貴重な時間となった。
朝に焦点を合わせるので、遅くとも11時までには寝るように時間調整をする。
週末は読書。私のような無知な人間にはインプットをしないと成長できない。
読書嫌いな50年間、時間を無駄にしてきた。
仕事をしていれば、人は成長できるものと思っていた。
仕事は仕事である。仕事のスキル、忍耐、人間性は確かに向上すると思うが、向上の角度、スピードは、どうであろうか。
人間としての働き方、生き方を勉強しなければ、本当の意味の人間の成長はないのではないか。
自分の成長が、子供の教育でもある。
自分の成長が、関わる人の成長でもあるように思えてきた。
仕事が終われば、お酒三昧。
朝はゆっくり起きて、8時前に出勤。
週末は、ゴルフとパチンコ、マージャン。これでは勉強どころではない。なんとも情けなくなる。
一人の時間を如何に使うか。
これがほんの少し運命の角度が変わってくる。
その角度は、長い年月をかけると大きな成長となるように思いたいのです。