2015年4月10日(金) 205/365
<一人前の仕事>
皆さんおはようございます。
致知4月号
「経営の真髄」 対談 その2
J.フロント リティリング 社長 山本良一氏
セーレン会長兼CEO 川田達男氏
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会社の中には仕事をする人と作業しかしない人がいるんです。
自分の一つひとつの言動、極端に言うと会社の中で一歩動いたら、その一歩が利益に繋がっている。
あるいは付加価値を生み出している。それが仕事をしている人です。
ただ言われたとおりに機械を動かしている。資料をつくっている。
そういう人は作業だけしている人です。
たとえ単純作業であっても、どうやったら効率を上げることができるか、不良品を少なくできるかということを絶えず考えていかなければなりません。
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どの仕事においても、自分の与えられた仕事の価値、必要性、影響度というものを考えているだろうか。
次工程の人の仕事のやり易さを考えているだろうか。
もっと言えば、この仕事は無くすことはできないだろうか。
そこまで考えて実践しているとしたら、真に仕事をしていると言える。
これが本当の仕事である。それが一人前の仕事である。
与えられた仕事を何の意味も考えずに仕事をやっているとしたら、単なるロボットだ。
それは、その人に問題はあるが、上司にも問題がある。任命責任がある。
この仕事の価値、意味を考え、伝えることが大事である。
一人ひとりが意識レベルを上げるために何をするか仕組みを考えていかなければならない。
言うのは簡単であるが、やるのは難しい。