2015年4月8日(水) 203/365
<鏡の中の自分>
皆さんおはようございます。
致知4月号
「子供たちの中に眠る宝をいかに引き出せるか」より抜粋
体育教師 下野六太氏
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最初は、何で自分ばかりこんなに大変なんだろうと愚痴や不平、不満が出てきました。
三十代後半にこのことを理屈で考えようとしましたが、どう考えても割にあいません。
そこで、心の中から愚痴、不平、不満を消すことにしました。
自分の人生の中から愚痴、不平、不満がなくなると心が軽くなりました。
これらを無くすと残るのは「感謝」です。感謝しか残らないんです。
そうするともう人生ってこんなに面白いのかっていうくらいに一変するんです。
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ついつい出てしまう愚痴、不平、不満。挙句の果てに人の悪口。
たちが悪いのは、それらを言っている本人は、愚痴、不平、不満、人の悪口を言っていることに気づいていない。もとより、それが習慣になっている。公害をまき散らしているがの如く、その人の形相は醜い。
良い事も悪い事も自分から発信されたことは、鏡のごとく帰ってくるという。
いや、そのように考えた方が自分を正していけると考えた方が分かり易い。
人の心は元来、純粋無垢(じゅんすいむく)である。
しかし、長年生きていく間に心に分厚い曇りができて自分自身を上手くコントロールできなくなってしまう。
その曇りが愚痴や不平、不満であろう。
それが原因でもっている力強い潜在能力を引き出せないでいる。私も思い当たる節がある。
自分の顔を鏡で見てみよう。
笑顔の顔をつくってみよう。笑ってみよう!
鏡に写る自分に笑顔で問いかけよう!
「今日一日、朗らかにいこう!」と。