2017年4月2日(日) 928/1000
<信用こそ命>
皆さん、おはようございます。
致知4月号(致知出版社)
「お客様の最高満足度を追求して」より引用 その2
和倉温泉 加賀屋女将 小田真弓氏
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義父が亡くなる直前に、枕元で二つのことを言われたんですね。
一つは、「世間から信用が大事である」。あの人なら大丈夫って言われるか、あの人はちょっとね・・・って言われるか。商売をしている以上、信用されなきゃいけない。
もう一つは、「商売は決して難しいことではない」。当たり前のことを当たり前にやればいいんだと。
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人も会社も一番大切なことは信用です。あの人、あの会社は信用できん。となったら、そのレッテルを取り払うことは至難の業ではありません。
やはり商売は「信用第一」とよく言いますが、そのとおりだと思います。
信用を失うのは、約束を破ること、嘘をつくこと。これを平気でやる人がいるんですよね。全く信用できませんね。だから、どんな時でも誠実に、真面目に、そして一所懸命であることが大切だと思うのです。
クレームを起すことは信用を失うことではありません。商売をしていればクレームはつきものです。肝心なことはクレームの対応です。クレームを素早く対応すること。クレーム対応次第で、信用をいただけることもあるし、失うこともあります。
信用を失うのは一瞬ですが、信用を得るには長い年月がかかります。だから企業にとって信用こそ命です。