2017年4月1日(土) 927/1000
<接客とおもてなし>
皆さん、おはようございます。
致知4月号(致知出版社)
「お客様の最高満足度を追求して」より引用 その1
和倉温泉 加賀屋女将 小田真弓氏
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「おもてなし」という言葉が流行しましたけれども、「おもてなしとは、自分の意を表さないで、さり気なく相手の意を読み取り、相手に気づかれないように先回りして、その意に沿う行動をして差し上げること」だと考えています。
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「接客」と「おもてなし」とごっちゃにしていたようです。接客というのは、相手がいて成立するものです。「おもてなし」は、つねにお客様の居心地のよい状態、心地よい状態にすること。
さり気なく、なに気なく、お客様の求めるものを瞬間にキャッチして差し上げる。そういった自分の行動がお客様に気づかれず、直接、褒められないとしても、お客様の笑顔が最高の褒め言葉。それが「おもてなし」というものなのでしょう。実に奥が深いですね。
アイデックスは、女性の事務スタッフが本当によく気がつくんです。お客様から、「教育されてますねぇ!」とよく褒められるんです。特別に教育をしたことはないんですが、おもてなし委員会のメンバーがいろいろと考えてくれるんです。とても感謝しています。
「おもてなし」は、日本の文化といえるのではないでしょうか。決して表に出過ぎず控えめで、相手にも余計な気遣いをさせない。まさに、目配り、気配り、心配りの最たるものでしょう。