2015年3月27日(金) 191/365
<逆境とよき友>
皆さんおはようございます。
致知3月号より (成功への光へと歩み続けて)より抜粋
地場イタリアン 「アル・ケッチアーノ」オーナーシェフ
奥田政行氏
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それでも折れずに光に向かって進み続けると、同じ志をもっている人が現れて仲間になる。そうして最後の最後にその小さな光が開いていって、暗闇が全部光に変わる、事態が好転していくということを何度か経験しています。
世の中で成功していると言われる人って、ずっと光の中を歩んでいるんじゃなくて、何度暗闇が訪れても歩みを止めず、光を目指し続けた人なんじゃないかと思います。
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日本の宇宙開発の父、糸川英夫氏が仰った「人生で最も大切なものは、逆境と良き友である」という。
逆境の渦中では、逆境がとても大切とは思えないのが心境である。
それを乗り越え、振り返るとその意味が理解できる。
あの時のあの出来事のおかげ、そしてあの人のおかげで今があるとわかる。
乗り越えた人だけが理解できる糸川氏の言葉である。
会社がピンチの時に、なんとかしなければと思い迷走。その時に出会ったのが山田さん。浜松西倫理法人会の講師で来た頂いた方。そう、あの面白い人(笑)
とにかく、よく動く、よく働く、よく笑う。そして、よく勉強している。
山田さんは、運送会社を経営しながら、自らを物流応援団長と称し18才からお世話になった物流業界に恩返しをしたい。その一念で「物流業界の活性化」を自らの使命と悟り、物流会社のドライバーさん、そこで働く人達に自ら講師となり研修事業をしている。
とにかく山田さんの人脈は凄い。びっくりするほどである。
「ご縁は切られても、切ったらアカン」と口癖のように言っている人である。
私は4年前に山田さんの4ケ月の研修を受講し、今では、受講生のアドバイザーとして勉強することとなった。
アドバイザーの依頼があった時は、「俺のような人間がアドバイザー?」
本当に人生はどうなるか分かりません。
そして、多くの方とのご縁を頂き会社のピンチを乗り切った。
私の体験したことを逆境と言うのはおこがましいが、糸川先生のおっしゃる言葉は身に染みる。
暗闇でも諦めず前を向いて進んでいけば必ず光が見えてくる。
それを倫理の教えでは、「苦難福門」と説いている。
願わくば逆境は避けたい。恐ろしい。
しかし、何かをするということは避けて通れないものかもしれない。
「いつでもかかってこい!」という心の準備がいるのであろうか。