2015年3月26日(木) 190/365
<強い心をつくる>
皆さんおはようございます。
致知3月号より (イチローから学んだこと)より抜粋
NPO法人 ベースボールスピリッツ理事長
奥村幸治氏
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イチロー選手を掴まえて、メンタルトレーニングについてどのように考えているかと尋ねてみた。
すると彼はひと言、「メンタルを鍛える、つまり心を鍛えるっていうのは、自分に必要なことを続ける努力をすることじゃないんですか」と答えた。
イチロー選手は、「心が折れそうになった時、自分が続けてきたことをやめてしまおうと思ったこともあった。しかし、もし仮にやめてしまったら自分が自分ではなくなってしまう。」
これは彼にとって、いまの自分があるのは、やると決めたことを休みことなく続けてきたからだという認識を強くもっているからに他ならない。
彼のたゆまぬ努力の仕方そのものが心の支えとなり、いまを生きる力になっているのだと私は思う。
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続けるということは難しい。根気がいる。忍耐がいる。強い信念がいる。
自分と向き合い、「やめてもいいんじゃないの?」と弱い自分の心がささやいてくる。
そんな僅かに聞こえてくる声に負けないで、やり続けていく。
これは、自分と対峙している自分との戦いともいえる。
いつも負けてばかりだ。悔しいというより、情けないのである。
それでも辛うじて毎日、やっていることがある。
実に簡単なことであるが、まだまだ自然体とは言えない。無理がある。
靴揃え、祈り、みそぎ、早起き、そしてこのメール。
自分自身で全てをコントロールできることは実に難しい。甘えがでる。
だから、難しいからこそ継続は力となり、イチロー選手が言う心を鍛えることとなるのでしょう。
靴揃えも早起きも、自分に足らないものがあるから巡ってきた試練という事の縁。
何のためらいもなく出来るような強い心をつくっていきたいです。
強い心をつくるには、イチロー選手が言う「自分に必要なことを続ける努力」をすること。大成したイチローだから説得力がある。
今、やっている事は些細なことですが、やり続けていこうと思います。