2015年3月24日(火) 188/365
<プラスで考える習慣>
皆さんおはようございます。
致知3月号より
霧島酒造社長 江夏順行氏
(伝統の上に革新を積み重ね、最高のときめきを追求し続ける)より抜粋
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イギリスの歴史家のトーマス・カーライルがこういう言葉を残しています。
「逆境に耐えうる人間は数多くいよう。されど、順境に耐えうる人は何人いようか」
逆境の時は誰で努力しますが、上手くいっている時にはつい油断したり慢心したりする。
ですから、常に現状に対して満足でず、危機感を抱いて挑むことが大事だと思います。
人生にはいま、この瞬間しかないわけです。過去も未来もありません。
いま何をするか、その積み重ねが成功と不成功を分ける大きな試金石になると思います。
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逆境、苦難、苦悩、試練、表現の違いはあるけれど、いずれもその人が越えようしているからこそ、
現実として現れてきます。
苦難から逃げれば一時的にそれは解決します。しかし、これが、形を変えて追いかけてきます。
絶対に逃げられません。 だから、ぐっと堪えて進んで乗り越えていくのです。
苦難は、乗り越えても次の苦難がやってきます。つまり、苦難のレベル向上とでも言いましょうか。
言い変えれば、自己成長という表現の方がポジティブです。
苦難という表現は、少々重たい言葉ですので、あまり使いたくないですよね。
挑戦、チャンス、ステージとかの方が前向きになれます。
そんな苦難にも大小ありますが、ここは、「受けて立ってやろう!」「俺の成長の種や!」とぐっと飲んじゃう。すると活路が見えてくるかも。
一つひとつの出来事を、「そんな事できないよぉ」「無理だよぉ」「言いたくないよぉ」とマイナス面から発信する人がいます。これは、長年の培った性格でしょうね。
マイナス面からフォーカスする人は、出来ない理由を並べて、その場所にとどまり続けます。
その方が安心だからです。そんな自分に気づき、日々の訓練の積み重ねで克服できます。
私も極度のマイナス人間でしたが、少しは克服できたように思います。
とにかく、マイナスの言葉は意識して発しないことです。意識することです。
マイナスの言葉は、脳に影響しマイナスの行動になってきます。
順調にいっている時は、こんな風に考えられるけど、渦中にいれば余裕はなくなります。
だから、常に現状に満足しないで準備をしていくことかなと思います。
過去を振り返れば、後悔が蘇ってきます。
未来を見れば、不安となってきます。
しかし、過去の失敗があったからこそ、また、この道を選んだからこそ、今の自分がいるんだ。
分からない未来だからこそ、希望が持てる。まだまだ可能性はあるんだ。
と考えた方が生きがいもでてくるように思えます。
プラスの考え方の習慣を身に付ければ、大きく人生観も変わってくるように思います。