2015年3月4日(水) 168/365
<ピカピカの便器>
鍵山秀三郎氏著、「掃除道」より その19
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「変わりたい・・・・・・心の底から頑張れる自分に」。そう強く思いました。そして、恐る恐る自らの手を素手で便器に突っ込んでみる・・・・・すると不思議な事に抵抗感は薄らいでいき、逆にきれいにしたい一心で夢中になって磨き続けている自分に気づいたのです。
みるみる内に清潔感の漂う真っ白なトイレに大変身。
充実感で胸がいっぱいになりました。
私自身の汚れた部分もこの便器の汚れとともに、洗い流されたような気がしました。
自分の殻を破り、一歩大きく成長することができました。
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素手で便器に手を突っ込む。素手で便器をなでる。便器と自分が一体感になる。
体感したものでないと分からないものです。
白い便器についている尿石や、ちょっとしたザラザラ感は、素手でないと感じることは
できません。それを感じて、取り除きピカピカになった便器を見ると、不思議な感覚に
なってきます。
まずは、体験してみることです。
自分のこだわりを捨て、まずは実践してみることが重要です。
頭で考えても何も変わりません。
全ては実践しなければ、何も得られるものはありません。つまり成長しないということです。
それを伝え、実践をしてもらうこと。
成長する機会を与えることが私の仕事です。