2015年3月3日(火) 167/365
<挨拶と掃除>
鍵山秀三郎氏著、「掃除道」より その18
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社員教育で一番大事なことは、「挨拶」と「掃除」だと思います。
毎朝掃除をするような人で、挨拶もできないような人はまずいないものです。
時間外に毎朝掃除をするような人は、例外なく気持ちのよい挨拶をするものだと思います。
お客様からも、「接客態度がよく、気分がいい」「社内全体に活気があり、前向きな雰囲気がいい」とかなりの好評を得ているようでした。
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3年前の会社の方針説明会で会社方針を発表しました。
通常であれば、売上目標、利益目標、アクションプランというところでしょうが、
当時の会社方針は、「挨拶」と「掃除」としました。
これは、現在も続いていますが、これほど難しいものはないと実感しています。
「良い挨拶」と「良い掃除」は、良い人間関係となり、お客様に支持され良い業績になっていくと思っています。
入出運送は、全従業員が出退勤の時、決められた場所で一礼して挨拶をするようになっています。一人ひとりの挨拶を毎日見ていると、挨拶の仕方で心の状態がよく見えてきます。
昨日は、元気で挨拶が出来たのに、今日は「元気がないなぁ」という具合です。
つまり、赤ちゃんが泣く時に、お腹がすいたり、オムツを変えて欲しい時に泣く時と同じで、つまり、メッセージだと思うのです。
そんな従業員に気づけば、声掛けをしたりすることができます。
小学校の時は、しっかりとした挨拶ができていたのに大人になると出来ない人が多くなります。入出運送も同じです。だから、毎日が訓練の場と考えています。
自分の子供に自信を持って、「自分の挨拶の姿を見せることができますか?」
ここが大事だと思っています。まずは、親が子供の手本となることです。
お父さん、お母さんって、「凄いよなぁ、カッコいいよなぁ」。尊敬される親になること。
良い人間関係を築く上で、最も基本の挨拶。
挨拶の仕方で良い人間関係ができ、人間形成ができると考えています。