2015年2月24日(火) 160/365
<心を磨く>
鍵山秀三郎氏著、「掃除道」より その11 (P80)
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心を取り出して磨くわけにはいかないので、目の前に見えるものを磨く。
とくに人の嫌がるトイレをキレイにすると、心も美しくなる。
人は、いつも見ているものに心も似てきます。
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人は誰でも自分が成長したいと思っている。
人の成長は、行動に現れます。その行動の源である心が成長しているかである。
では、心を磨くにはどうしたらよいだろうか。
これがどうしてよいかよく分からない。
鍵山秀三郎氏が仰る、
「心を取り出して磨くわけにはいかないので、目の前に見えるものを磨く。」
トイレ掃除をやったものしか味わえない世界がある。
トイレは、不思議な空間である。
我々凡人は、まずは行動してみること。
行動を変えることで、自然と心が磨かれていくということだろう。
行動には勇気がいる。
行動すれば、何かが変化する。
言い変えれば、行動しなければ何も変わらないということである。
「人は、いつも見ているものに似てくる」。
そうだ、鏡である。
鏡に写っている自分を磨いても、何も変わることはない。当然のことだ。鏡に写っている自分は、虚像だ。
私達は、いつも鏡を磨こうとしているのではないだろうか。鏡とは相手だ。
まずは、自分を変えることが、鏡に写る自分を変えることになる。
今までの自分に反省しきりである。