2015年2月21日(土) 157/365
<感謝の心が育まれる>
鍵山秀三郎氏著、「掃除道」より その8 (P77-P78)
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感動こそ人生。できれば人を感動させるような生き方をしたい。そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。人は、その人が手と足と体を使い、更に身を低くして一生懸命取り組んでいる姿に感動する。
特に、人のいやがるトイレ掃除は最良の実践です。
少なくとも、自分の力を出し惜しみしている人に感動することはありません。
たとえ、その人がもっている力は小さくても、手抜きせずに全身を使って力を出し切っている人に、私たちは間違いなく感動するのではないでしょうか。
感動してこそ人生だと思います。
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トイレ掃除をやると気づく人になれる。
毎日、見えない所を磨き続ける自分。
毎日、「ここも汚れていた」と新しいことを発見できる自分。
毎日、一生懸命になっている自分。
毎日、妥協せず自分と向き合おうとする自分。
毎日、挫けそうな自分と負けまいと戦い続ける自分。
それを乗り越えた自分に自信がもてるようになる。
掃除を手抜きをする人は、仕事も手抜きをします。
掃除を一生懸命にやる人は、仕事も手抜きをせず一生懸命にやります。
要は、仕事の質を上げたければ、掃除の質を上げればよいわけです。
どんなことでも一生懸命に取り組む人。人はそんな人が大好きになります。
みんなで掃除の社風をつくることが業績をあげることだと考えています。
言うのは簡単ですが、やるのは難しいことです。