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便器から学んだこと

2015年02月18日

2015年2月18日(水) 154/365

<便器から学んだこと>

 

鍵山秀三郎氏著、「掃除道」より その5

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トイレ掃除は、素手で行います。素手のほうが髪の毛1本まで直接感じ取ることができるからです。

人間の指先は非常に敏感にできています。その敏感な指先から直接感じ取ることが、問題解決の早道だと信じているからです。

ゴム手袋をしたり、長い柄の道具を使いますと、その分だけ得る感覚から遠ざかってしまいます。

自分の子供の”おしめ”を替えるとき、手袋をするお母さんはいないはずです。

素手で触るからこそ、子供の病気の状態から健康状態までわかるのではないでしょうか。

大事なことは、直面する問題から逃げるのではなく、できるだけ近づいて対処することです。 

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長い間トイレ掃除をやってきましたが、当時はやった気になっていた自分がいました。

4年ほど前、倫理法人会の富士研という2泊3日の研修でトイレ掃除の時、インストラクターが素手で便器に手を突っ込んでいる姿を見て、正直、唖然。俺には出来んと思いました。

 

便器は汚いもの、トイレは不潔な場所であると思っていた自分がいたのです。

 

4年前、思い切って素手で始めた。素手で便器を洗う。素手でなでる。素手で便器を水で流す。不思議と素手を通して便器が若返っていくのが分かる。

言葉では表現が難しい感覚があった。

体験した人だけが味わえる誠に不思議な世界である。

 

今では、この経験がトイレ掃除の考え方を作ってくれた原点ともいえる。

トイレは人の排泄物を受け取ってくれる場所。それは、感謝に値する物と考えたい。

トイレ掃除とは、自分を創るもの。心を磨いていくもの。人間力を高めるもの。

そんなことを思うよになりました。

まだまだ、磨き立らない自分がいます。

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