2015年2月16日(月) 152/365
<自分を変えること>
皆さんおはようございます。
5年前から幹部、社員を6ケ月間の研修に参加させています。
延べ36名の受講者になりました。
人間の成長は、経験と勉強だと考えています。
経験という学びは、大小ありますが誰しも学んでいきます。
しかし、更に大きく人の成長を後押しするのが勉強以外にありません。
昨年、浜松西倫理法人会の講師にお招きした㈱ヤマネットの山田社長が手掛ける実践研修に一般社員の2名の女性がチャレンジしている。
その研修プログラムの中の最大の見せ場がプレゼンテーションである。
プレゼンテーションでは自分でテーマを決め、7分の発表をします。
たった7分で大変な準備がいるものです。
プレゼンテーションとは、「意味」を伝えるもではない。
「意識」を伝えなければ単なる説明に終わってしまう。
如何に聞いてくださる方に「自分の念い」を伝えることができるかにかかっている。
人前で話す機会のない彼女たちにとっては、大変プレッシャーがかかったことであろう。
当初、彼女達は私の所に来て、「社長、研修を受けさせてください。お願いします。」
と志願してきた。こちらから、「研修に行け!」と言ったことはあるが、
志願してきたのは彼女達が初めてである。その決意の強さを感じた。
彼女達2名は50代。年齢でいうと子供から手が離れ、残りの人生を見つめる頃でもある。今までの人生を振り返り、このまま年をとっていく自分に問い掛けたのだろう。
「このままでいいのだろうか?」
なにかチャレンジしてみたい。そんな真剣な空気感が伝わってきた。
プレゼンテーションの練習は、周囲の仲間から指導をもらいながらダメだしの連続。
夜遅くまでの練習の毎日。本当に大変だったろう。
プレシャーに堪えながら、当日を迎えたに違いない。
本番では、見事に「私の念い」を演じてくれました。
自分を覆っていた殻を見事に打ち破り、新たな自分を発見した瞬間であったように思う。最高のプレゼンテーションに感無量。胸が詰まる思いでありました。
彼女たちは、このプレゼンテーションで何を得たのでしょうか。
一言で言えば、「私にも出来る!」という自信です。
社長の仕事は、多くの社員に学ぶ機会を与え、自信を持ってもらうことです。
一人ひとりが輝き、夢をもって歩んで欲しい。
人材育成こそ会社発展の鍵あると考えています。
今回の研修が終了し、仲間と一緒に恒例の懇親会。
やりきったという達成感は、とても「いい顔」をしていた。
社長として、この上ない喜びです。
今回のプレゼンテーションは、18名の中から3名が選ばれる予選会。
彼女達は、決勝へ進むこととなった。
再び新たなテーマのプレゼンテーションを作り込みが始まる。
決勝は3月14日。彼女達の新たな挑戦が始まった。
自分を変えるには勇気。そして、
行動こそが「明るい未来をつくる」ことが出来ると彼女達から学びました。