2015年2月10日(火) 146/365
<中国から見た日本 その2>
皆さんおはようございます。
中国大陸から仏教や漢字、そのほか多くの文化が日本に渡り、独自の文化に発展させた日本。日本は大陸から多くを学んできた。
中国人とは元々、尊敬できる民族であるはずだ。その証拠に中国には、孟子や孔子など多くの偉人がいた。そして、中国残留日本人の多くの孤児を育ててくれた中国人。逆の立場だったらできるだろうか。
日本と中国、海を隔て飛行機でたった2時間の隣国であるが、尖閣問題、歴史認識など様々な問題が存在する。そして、珊瑚礁を乱獲する最近の中国人の横暴は目に余る。
日本人なら誰でも知っている尖閣問題は、中国国民にとっては関心事ではないという。今だ、知らない国民も多いそうだ。中国国民にとって尖閣問題は、中国共産党と日本の問題であり、国民にとって自分の収入に無関係なものに関心はないという。
上海で過ごした3日間で感じたことは、日本の精神文化の高さを実感した。
自分より相手を立て低姿勢であること、礼儀正しく、規律を守り、真面目で誠実であること、そして、何より信用、信頼を重んじる国民であること。
しかし、日本は過去、アジアを侵略した経緯がある。
日本人の高い精神文化が崩壊しつつあると言える。
それは、家族愛、地域愛、愛社精神、愛国心、一つひとつ上げればきりがなくなるが、
一言で言えば道徳心であろうか。
良い事も悪い事もそれぞれの国に存在している。
今こそ、一人ひとりの人間としての存在意義を自覚し、目覚める時が来ているのだろう。
世界を見れば今だ、戦争が絶えない。そこに正義はありえない。
私達はどうすればいいのでしょうか。
まずは、自分、家族、そして会社の仲間を大切にすることから始めることだと思うのです。