2017年3月28日(火) 923/1000
<最高の人生だった>
皆さん、おはようございます。
致知3月号(致知出版社)
「覚悟が決まれば自ずと道はひらく」より引用(対談) その1
IDOM名誉会長 羽鳥兼市氏
筑波大学名誉教授 村上和雄氏
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(羽鳥)
うちのおふくろは91歳で亡くなったのですが、とにかく我欲がなくて人が喜ぶために全部お金を使って奉仕していたので、一銭も貯金なんてしていませんでした。いったいおふくろはそんな人生をどう思っているのか聞きたくて、亡くなる前に「どんな人生だった?」って尋ねたんですよ。
そしたら、ベットで横になりながら両手で丸をつくって、「最高だった」と言って笑うと、その5分後に亡くなりました。
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やっぱり人間って、必ず歳をとるし死ぬんだ、ということなんですよね。この世から逝くときに、「まだ死にたくない!」という後悔ではなく、羽鳥さんのおふくろさんのように「最高だった!」と言える人生にして、この世を卒業したいです。
そのために毎日をどのように過ごしていくかが、とっても大切なように思えるんです。
僕は運送会社の社長をやっているから、社長でなければできないこと、言いかえれば、天からの命を受けていると考えた方が背筋がピンとしてきます。
その命をきっちりと受け止め、自らの役割を果たし、「最高の人生だった!」と自信をもって逝きたいです。