2015年2月1日(日) 137/365
<学び方>
皆さんおはようございます。
疋田文明氏の講演を聞いた。その6
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どうやって学べばいいのだろうか。
一つ目は、一人の人間が一つの仕事で体験することは僅かである。
体験が大事であるならば、他の人の体験から学ぶことである。
自分の知らないことを人が体験した話を聞くこと。教えを乞うことである。
これで偉大なるリーダーになったのが松下幸之助氏である。
論語では、解らない事があったら目下の者に尋ねる事すら恥としなかった。
二つ目は、本を読むこと。
三つ目は、仕事を観察すること。
四つ目は、自社とやり方が違う異業種から学ぶこと。
五つ目は、失敗から学ぶこと。
ユニクロの柳井氏は、新しいことを10やると9は失敗する。
9の失敗があるからこそ1の成功があるという。
失敗を徹底的に分析することである。
本田宗一郎氏は、前向きに失敗した者に表彰状をやれ、失敗は将来の収穫の種という。失敗を将来の種にする為には反省させろとも言っている。挑戦、失敗、反省の繰り返しである。その先に新しいものが生まれる。
これが、ホンダイズムである。
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やはり、成長する人は貪欲に勉強をしているのだろう。
自分で勉強すること、人から学ぶこと。この二つしかない。
人から学ぶことは、生きた体験である。
社内に於いても同様だろう。目の前で起きていることだから仕事に直結する。
そして、失敗してもチャレンジしたという勇気を褒め称える風土がいるであろう。
それが、挑戦者の恐れを取り除くことができるのであろう。
それが、人を育てることであるのだろう。
それが、新しいものを生み出す源泉になるのであろう。