2015年1月31日(土) 136/365
<マンネリ病>
皆さんおはようございます。
疋田文明氏の講演を聞いた。その5
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勉強しろというが、どうしたらいいんだろうか。
専門的な学校に入れるというバカなことはしなくていい。
カルロスゴーン氏はフランスの大学4年、大学院3年の7年間学んだことで、その後の仕事で活かせたことは2%だけだ。残りの98%は体験から学んだという。
体験から学ぶということは、仕事から学ぶということである。
ところが、体験から学べる人と、いたずらに体験を積み重ねる人に分かれる。
どこに差があるのか。これは、問題意識の差だけである。
では、どうしたら問題意識がもてるのか。
仕事が先生である。
仕事が仕事を教えてくれる。
漫然と仕事をしていては、仕事は何も教えてくれない。
「あのお客さんは、なぜあんなこと言ったんだ!」
「なぜ、この工程は必要なんだ!」
考えながら仕事をすると、仕事が教えてくれる。
これを繰り返すことで自己成長ができる。
職場が教室、仕事が教材、お客様が先生。
つまり、仕事から学ぶ風土をつくり上げることが第一歩である。
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私達は、漫然と決められた仕事、与えられた仕事をこなしているだけに過ぎないではなかろうか。
そこに「なぜ?」という疑問がない。
きっと、私達の仕事に「なぜ、この仕事が必要なのか?」という疑問を問いかけることができれば、仕事のスリム化が進み、改善が進んでいくだろう。
仕事で一番怖い病気は、「マンネリ病」である。
この病気に侵させると、侵されている本人でさえ気づかない、恐ろしい病気なのである。知らぬ間に進行し、固定概念から抜け出せないというやっかいな病気だ。
では、この病気に侵されてお悩みの方に新型ワクチンを紹介しよう。
そのワクチンの名は、「フレッシュ」である。
使用方法は、至って簡単、無料です。次の方法を実践してください。
1.この仕事は、「絶対にこういう方法でやらなければいけないんだ」という考えを捨てること。
昨日のハーモニーメールでも書いた「もっといい方法はないか!」である。
2.自分自身に挑戦し毎日成長できるようにする。つまり、仕事の質を高めるためのバックボーンが必要である。
仕事が終わったら、また休日に時にビジネス書を読んだり、資格を取得する勉強をしたりする。
そうすれば、自分の仕事を見る視点も日々変わっていくと思います。
この2つを実践すれば、毎日同じことをして古ぼけてしまった自分は、固定概念から脱出してフレッシュな
新しい自分でなれますよ。その方が楽しいよね。