2015年1月3日(土) 108/365
<どうなる日本>
皆さんおはようございます。
元日より女房、次男の三人で長野県のひるがみ温泉に家族旅行。
温泉地は一面の銀世界。お正月の雰囲気を醸し出してくれる。
2日の朝、いつもの通り5時前に起床。
夜明前の星空を眺めながらの露天風呂は何とも贅沢である。
6時に女房と雪景色の中の朝市へ。出店は60歳過ぎのばあちゃんが多い。
そのばあちゃんの笑顔がいいのだ。地元で生まれ、地元で商売が出来る。
なんとなく自分の居場所がここにあるような満足感の笑顔にように思えた。
田舎はお互いに助け合いの精神、科学は進歩しても、ここには昭和の臭いがする。
私の実家は浜松市東区。小学校の時は、アスファルトの道路が珍しかった時代。
冬になれば、砂利道の水たまりに張った氷をバリバリと足で割りながら通学したもんだ。
毎週土曜日の午前中は授業。午後は校庭で友達と遊ぶ。
日曜日は、学校の出入りは自由なので大勢の友達が自然と集まってくる。こと遊びには苦労はしなかった。
今の時代、子供達の集まる場所がない。学校は閉鎖。子供が外で遊んでいない。
いったい何処で何をしているのだろうか。家の中でゲームだと想像がつくが、なんとも心の不健康な時代となった。
家庭内暴力、自殺、いじめ、虐待など家族内でむごい犯罪が絶えない。
どうなる日本!
戦後の教育は、日本人から勤勉、勤労という大事な美徳を奪い去ってしまった。
誰が悪いと言っても始まらない。このままでは、日本は危ない。
下村文部科学大臣は、長年の倫理法人会の会員である。致知の愛読者でもあり国会木鶏クラブを立ち上げた。
その大臣が教育に「道徳」と「武道」を入れる方針。極めて反対勢力が多いが頑張って欲しい。
昨年、当社は社内木鶏会を始めた。素晴らしいものと実感した。これを全社で共有するには5年はかかるだろうか。
失われた道徳心を取り戻すには容易ではない。
私の力では極めて力不足であるが志を共にする幹部と低い階段ではあるが一歩一歩上がっていきたいと思う。