2014年12月29日(月) 103/365
<循環の法則>
皆さん、おはようございます。
2008年7月より、入出運送では年4回、地域清掃をしています。雨で4回中止になりましたが、昨日で23回目となりました。毎回40名位の参加者してくださいます。
入出運送は、自動車部品を専門に扱う運送会社です。やはり地元のスズキさんへの納入業務が極めて多い。スズキさんの注文があるからこそ我々の仕事がある。そのスズキさんは、車を購入する一般の消費者の方がいるから商売が出来る。
言い変えれば、地域の皆様、全ての皆様がいるからそこ、入出運送は商売ができている。そして、仕事がある。給料がある。家族と旅行が行ける。という理屈になる。
さらに、湖西市の地域の皆様から、「出て行け!」とも言われず、当社の存在を承認頂き、排気ガスをまき散らしながらクレームも言われず商売をしている。なんとも有難いことではなかろうか。
これは、ご恩を頂いてばかりではなかろうか。
運送会社の私達は、公道を利用させて頂き商売をしている。
今まで頂いたご恩からすれば、微々たるものであるが、ご恩をお返ししていこうと始めたのが地域清掃。
積み重ねること6年。
世の中というのは、循環である。
雨が降り、川となり、雲となり、また雨となる循環。
怒りをぶつければ、怒りとなって帰ってくる。戦争である。
笑顔で接すれば、笑顔となって帰ってくる。
与えれば、頂ける。というように回っている。循環である。
よくよく考えれば至極当たり前のこと。
一回の地域清掃に約90分。その90分という自分の時間を与えることが出来ない人が、本当の幸せ感を得ることは絶対にありえない。と社員に訴えています。
一人ひとりが受けた恩恵に感謝し、ご恩をお返しする実践。それが循環であり、自然の法則と考えるのです。
人は、「感謝」とよく口にします。その感謝は、自分が受けとったご恩に気づいた時に思います。
しかし、本当に感謝とはなんだろうか。口先ばかりではなく、感謝の念いに応える実践がセットになってこそ感謝であると思うのです。受けた恩恵の量は計り知れません。ほんの些細なことでも「お返しの実践」をしていきたいと思います。