2014年12月22日(月) 96/365
<幸せ感>
皆さん、おはようございます。
企業発展の重要な鍵は、資金や設備ではなく人材だが、現在の学校教育を受けた人材は責任感がなく、
苦労を嫌がり、チームワークが苦手で、仕事の後に勉強する習慣がない。
仕事が出来る、出来ない以前の問題で、人格が分裂している。
というコラムを読んだ。なんともよくわかる内容である。
といっても私自信が戦後教育で育った典型的な上記寄りのタイプかもしれない。
人格が分裂とまではいかないが、地域、近所、仲間などの人間関係をよくしていこうという風潮は、
薄れてきているのは事実であろう。
小さい頃は、地域で色々な催しものがあった。
お祭り、地域ぐるみでの運動会、なんの理由か覚えていないが甘酒を配る風習、
事あるごとに集まっていて、隣近所のお付き合いが大切にされていたように思う。
当社の忘年会の出席率は37%。社長の低い支持率と言われればその通りであり、返す言葉もない。
年末の忙しい時に会社の行事なんて出たくねぇよ、めんどくさい。という人も多いであろう。
つまり、個人主義への流れとなっている。
本来、「楽しい」とは、人と人との繋がりの中で感じるものである。
一緒に同じことをする。共に泣き、共に笑う。そして、お互いの頑張りを称える。
そんな関係に「良い人間同士の絆」が生まれてくる。
良い人間関係は、「幸せ感」を得られるもっとも重要な事である。
何もしなければ、会社はただの金を稼ぐ道具と化して、働く人の心に温もりがなくなる。
忘年会とは、単なる飲み会ではない。一年間、苦楽を共にしてきた仲間の頑張りを称える場である。
仲間を称えることが出来ない人に、称えられるわけがないのである。
応援してこそ、応援される。至極当たり前の循環である。
逆に言えば、応援しない人は、応援されないわけであるから、良い人間関係を築くことはできない。
だから「幸せ感」を手に入れることは出来ないと考えるのです。
もっと社員さんに伝えて、実践をしていかなかれば]ならないと思っています。
「人は人を通じて幸せを感じることができることを」