2014年12月18日(木) 92/365
<出迎え三歩、見送り七歩>
皆さん、おはようございます。
「出迎え三歩、見送り七歩」という言葉がある。
お出迎えするときは、三歩前に出て中に招き入れ、お送りするときは、来てくださった事への感謝の言葉をかけつつ、名残り惜しみながら七歩外に出て背中が見えなくなるまでお見送りをする。日本のおもてなしの原点がここにある。
それを余韻効果と言うそうだ。いつまでも、その印象が残るからだ。
特に、帰り際にその効果はより多く残る。
余韻効果は「またその人に会いたい(来たい)」と思わせ、お付き合いが継続するきっかけになります。
東京オリンピック誘致の際、滝川クリステルで一躍有名になった言葉は、「お・も・て・な・し」
多くの会社に訪問するが、玄関の扉を開けると「いらっしゃいませ」、「こんにちは」などのお出迎えをしてくださる会社は極めて少ない。お金を頂いている人だと分かったら急に態度は変わるのだろうか。
宅急便のお兄ちゃん、お弁当の配達人、営業マンなど、どんな方でもお客様だ。きっちりと対応してこそ、その方を通じて評判がよくなるもの。その逆に悪評は一瞬に広がっていく。
一人ひとりのお客様に見送り七歩の気持ちをもって、接していこう。
仕事はお金だけの繋がりではない。心の繋がりでもあるのです。