2014年12月14日(日) 88/365
<理想的な指導者>
皆さん、おはようございます。
引用:「新釈老子」 守屋 洋著
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最も理想的な指導者は、部下から存在することさえ意識されない。
部下から敬愛される指導者は、それよりも一段劣る。
これよりさらに劣るのは、部下から恐れられる指導者。
最低なのは、部下からバカにされる指導者だ。
約束を守らない指導者は、部下の信頼を得ることができない。
立派な指導者は、弁解も宣伝もしない。
すばらし業績をあげても、それがかれの働きだとは認識されない。
そんなあり方が最も理想的なのである。
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さて、自分はどこにいるのだろうか。
人には能力の高い低いがある。これは天性であり、どうにもならない。
大事なことは、個人が全力を出し切っているかどうかである。また、そのような
環境になっているか。そして、ベストパフォーマンスが出せる適所であるかの方が大切に思える。
その人の力を最大限に発揮できる場所に配置することが、会社にとっても有効であり、その人にとっても働きがいとなる。
リーダーの役割りは、「人を動かす、組織を動かす」であると師匠から教えて頂いた。
これは、一人ひとりの個性を活かし、強みを活かすこととも言えるだろう。
その仕組みが出来上がれば、組織は勝手に動き出していく。
その仕組みを考え、作るのが難しい。
人を動かす組織を動かすこと。
それは、人を活かし、組織を強くしていくのだろう。