2017年3月22日(水) 917/1000
<成長の大きさ>
皆さん、おはようございます。
「生き方のセオリー」(致知出版社)より引用 その最終会
著者:藤尾秀昭氏
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「人間の一生には、『これは天命だ』といわなければならないことが起こりうるものだ。 それには、良い命(めい)もあれば悪い命もあるが、とりわけ逆境に遭ったときの態度が何よりも重要なのである。
どんな逆境にあっても、決して天を怨まず人を咎めず、自らを信じて心穏やかに道を楽しむ。『これは天命だ』と受け入れることが大事なのである。
すると、霧が晴れるように視界が開けてくるものである」
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一人ひとり生まれも育ちも全く違う。同じ人生の人は、この世にたった一人もいないわけです。
生まれながらに変えられないものを「宿命」、自らの力で変えられるものを「運命」というそうです。
誰にだって、大きさこそ違いますが苦難というものがあります。でもこれをどのように受け取るかで運命が変わっていくようなのです。
「天は、苦難というものはその人の器以上のものを与えない」と教えられました。だから、天が与えた苦難であるから、素直に「天命」と受け止めて、耐えて、耐えて乗りこえていくことが、天に恥じない行動ということなのでしょうか。でも苦難は来てほしくないわけですが、次の苦難がきたときのために、苦難というものがどのような存在であるかを学んでいくことも大切であると思えたりしています。
苦難を乗り越えた時の「霧が晴れた視界の広さ」は、成長の大きさなのでしょう。