2017年3月21日(火) 916/1000
<全て自分が至らない>
皆さん、おはようございます。
「生き方のセオリー」(致知出版社)より引用 その8
著者:藤尾秀昭氏
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『渡部昇一一日一言』から。
幸運を引き寄せる秘訣について。
「運のいい人はものすごく苦労する道を選ぶ」
そして、失敗したら、その原因は自分にあると考える。全部自分のせいにする。
悪いことがあったら、全部自分が至らなかったからだと考える」
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失敗したこと、辛いこと、嫌なこと、があったりすると、「あいつのせいだ!」というふうに、自分の言動を無理やりにでも正当化して、他人に責任を押し付けたくなる感情が湧いてくる。今でもそのような思いになる時はあるけれども、今は仮に出てきたとしても消え去るのが早くなってきたように思う。
人間の感情は、常に天使と悪魔がいる。「あの人は凄い人だなぁ!」という思いとは裏腹に羨ましいとかひがみの思いもあったりします。人間の感情というものはそういうものなのだろうか。 でも、そんな自分のマイナスの感情を肯定しながら、プラスの言動にしていくことで、マイナスの感情をコントロールしていくのが修養であるように思えたりします。
渡部さんのおっしゃる、「全部自分が至らなかったと考える」という根本を考えてみると、全ての現象を自分の心の投影であるということなのでしょう。だから、「人は鏡」といいます。
自責で考えるというのは苦しい一面もありますが、他責では何も解決されないようです。自分を変えることで問題解決の近道なのだと思えています。これが難しいのですが。。。
僕の座右の銘は「自らの苦悩は自らが創りだしている」というものなんですが、改めて、多くの偉人の方々は、苦難、苦悩、苦労というものと、真剣に自分と向き合ってきたからこそ、成功されたんだと思います。