2014年11月28日(金) 72/365
<自己鍛錬>
皆さん、おはようございます。
松下幸之助氏の言葉より。
「月給をもらうということは、いいかえればその道において自立したということであり、つまりはプロの仲間入りをしたということである。もはやアマチュアではない。そうとすれば、芸能界やスポーツ界の人びとと同じく、またプロとしてのきびしい自覚と自己練磨が必要となってくるはずである。おたがいにプロとしての自覚があるかどうか。」
「PHP道をひらく」(PHP研究所刊)より
会社に何をしに来ているかということは、言うまでもなく仕事である。仕事の報酬は給料ということになる。つまりプロ。この自覚がある人とない人の違いは次のようになるのではないか。仕事をしているのだから給料をもらうのは当たり前と考える人。給料を頂いてるのだから、もっといい仕事をしようと考える人。この二つの考えには天と地の違いがある。簡単に言えば、成長する人としない人である。給料とは「あなたへの期待」なのである。
長年勤めていたから給料がよいのではない。長年勤めて日々工夫をし、仕事上のスキル、品質、また人間性においても立派な人であるから新入社員より給料がよいのである。
会社にはルールがある。ルールを守らずして成果を上げることができないとすれば、もはやプロとは言えない。アマである。
プロフェッショナルとして働いている私たちは、その自覚をしっかり持ちながら、自分のためだけでなく、相手のため、そして社会のためにも自己鍛錬を惜しまずに行わなければならない。それを貢献と考えるのです。
自分とは尊いものである。尊い命である。その尊い自分を精一杯活かしてこそ、人生を楽しく、豊かに生きていけることになるのではないでしょうか。
毎日を坦々と過ごしていくのではなく、昨日より今日、今日より明日の自分に磨きをかけていきたい。会社とは人間形成の最適な場である。その自覚をもてる人は、すでにプロである。