2014年11月18日(火) 62/365
<教育とは投資>
皆さん、おはようございます。
入出運送では4年前から社長から班長まで役職者対象に5ケ月間の研修を実施しています。研修テーマはリーダーシップ強化実践研修。実際の中身は、習慣化がテーマ。誰しも良いことはやってみるのですが、成果が出ないと諦めてしまうものです。長続きしません。そこで習慣化をテーマに5ケ月間トレーニングをするわけです。
成功の秘訣は、成功するまでやり続けることであると聞いたことがあります。だから習慣化が大切になるわけです。
ある時、二人の一般の女性社員が社長の前に来て、研修を受講したいというのです。これには驚きました。普通の人は、研修という勉強は嫌いなもの。役職者は強制ですが、自ら受講希望とは驚きました。
私が社長にさせて頂いて4年、「人づくりこそが会社の未来を創るもの」だと考えておりましたので、嬉しさはひとしおでした。二人とも50才を過ぎての挑戦です。普通であれば、坦々と年をとり、あっという間に60才を迎えることでしょう。しかし、彼女達は、「今のままでいいのだろうか!」という疑問、何かにチェレンジしたいとい気持ちになったのでしょう。
何もしなければ、何も変わりません。行動こそ変わることができる、変えることができるのです。5ケ月で習慣化まで辿り着くことは難しいですが、きっとこの先の人生において大切な「気づき」を得ることでしょう。
二人の勇気ある行動に敬意を表すると共に、この先の生き方が良い方向に向かっていくことを信じてやみません。社長の仕事は、社員の成長のために多くの挑戦の機会を与えることだと思っています。
教育とはお金がかかります。そのお金は経費ではなく投資と考えています。成長された人がきっと、人生を楽しく生き、仕事も楽しく、働きがいをもって励んでくれることでしょう。そのような社員が多くいれば、会社の永続的な繁栄は間違いありません。