2014年11月10日(月) 54/365
<京都で学ぶ、その8 今こそ道徳教育>
皆さん、おはようございます。
松下幸之助氏「道徳は実利に結びつく」より。
「道徳こそ人間生活の基盤であり、根本であることに思い至る時、社会制度の不備欠陥を是正するためにも今ここでやはり、お互いの良識の寛容をまず心掛けていかなければならない。学校教育に於いても全教育の半分の力を道徳教育に割いてもよいとさえも思う。ともあれお互いの道徳や道徳教育に対する今後の働きというものが日本の将来を決定すると言ってもよいであろう。20年後、30年後の我が国がどうなっているか、そこに思いを致した時に道徳の立て直しを図ることこそ緊急最重要事項である」と松下幸之助氏は言っている。
道徳=軍国主義と刷り込まれた日本人、それは教育が源であった。今の教育現場を知る限り、高校生の息子を持つ父親として、実に残念極まりない。教育改革は、最低30年という年月がかかるのではなかろうか。これは遠い道のりである。学校教育に頼っていては望みが薄いだろう。
父親として、経営者として、今だ知らぬ道徳を勉強をして正しい考え方を学び、実践をしていこうと思う。それが私の出来る精一杯の日本人の誇りと考えたい。
2014年、秋の勉強会と題して松下資料館の川越顧問のご講演を聞かせて頂いた。3回目となった今年は、一年間、社員やお客様に支えられ生き抜いてこれたという思いに至り、感謝の念に堪えません。来年も、松下資料館様に戻ってくる。その一心で一年間を走り続けたいと思います。
これで京都の松下資料館シリーズは終わります。
明日から第二弾の京都の大仙院シリーズをお送りします。