2018年6月24日(日) 1012回目
<よい夫婦関係>
繁栄の法則(新世書房)より抜粋 その2
丸山竹秋氏著
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家庭のゴタゴタがあると、仕事ができないのである。何としても家庭を愛和に導きたい。家庭とは、いわば、人生の旅路におけるハキモノである。靴とか草履などのようなもので、ハキモノが悪ければ歩けない。歩けない人生ほどつまらないものはないだろう。と同時に家庭は聖堂であるべきである。ここでいう聖堂とは、必ずしも宗教的礼拝の場所という意味ではない。清らかな建物ということだ。なぜか。家庭はこの聖なるべき自分自身が、そこに生命のやすらぎを得、そこから世の中に役立つべき仕事にでていくところであるからである。
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家庭のゴタゴタがあると、仕事に集中できない。そのような状態に身を置かれると、仕事でミスをしたり、トラブルが起きたり、あるいは、未来への思考が閉ざされてしまう。
仕事というものが充実していなければ、よい人生を歩んでいくことができないと思うのです。その仕事を支える家庭、とくに夫婦という最も身近な人間関係が良好であることが、欠かせないと思えるようになりました。
夫婦関係は、わがままが出てしまいがちになります。わがままを言わず、よき夫婦関係ができてこそ、他の人間関係をよきものに築いていけるものであり、その上にたって、思う存分の仕事ができると考えるのです。