2019年1月21日(月) 1015回目
<人は宝>
代表的日本人(岩波文庫) 西郷隆盛より抜粋 その2
内村鑑三氏著
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「機会には二種ある。求めずに訪れる機会と我々に作る機会である。世間でふつうにいう機会は前者である。しかし真の機会は、時勢に応じて理にかなって我々の行動をするときに訪れるものである。大事なときには、機会は我々がつくりださなければならない」
したがって、まず「人物」であります。有能な人物を西郷はなによりも高く買いました。
「どんなに方法や制度のことを論じようとも、それを動かす人がいなければ駄目である。まずは人物、次が手段のはたらきである。人物こと第一の宝であり、我々はみな人物になるよう心がけなくてはならない」
こう西郷は言っています。
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行動しなければ、いくら理想を掲げても何も変わることはありません。空論でありましょう。しかし、理想を掲げ努力して一歩一歩と前進すれば、必ず道は開かれると信じたいのです。一歩前進すれば、理想に一歩近づき希望が生まれます。
「企業は人なり」とよく聞きます。人を動かすのは人であり、組織を動かすのも人です。そうなると、どのような人が企業に存在しているかでその会社の未来が変わってくるというわけです。 だからこそ、一人ひとりが自分を磨いて自己成長する必要があると考えています。