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商売の心

2014年10月15日

2014年10月15(水) 28/365

<商売の心>

 

皆様、おはようございます。

一般消費者である私達は、出来るだけ安い買い物を追い求めるよね。本当にそうだよね。車、家電などの日常必需品、そして食品まで。

だから、企業も価格を下げるために下請けのコストダウン要請をする。いや値引き要請と言ってもよい。そしたら限界まで来ちゃったので、海外から安いものを仕入れるようになった。国内空洞化ってやつ。

結果、我々の給料までもが経費となって、削減されるようになっちゃった。挙句の果てに、国内の労働力を使わずに海外から派遣労働者を雇用する。そして有効求人倍率が下がる。この連鎖から抜け出せないのが今の日本だよ。 

企業は、もっと安い仕入れするため、複数の企業から相見積もりで安い方に落札をする。それを何度も繰り返していくんだよ。よくよく考えると相手の売上を下げ、利益を下げていることに気が付く。これは、相手側の気持ちを察すると、痛いほどよく分かるよね。私達はそれを経済原則と言って商売のあり方を忘れちゃっているんだよ。売る側、買う側の双方が儲からないと長続きしないよね。当たり前だけど。

近江商人が大切にしていた、売り手よし・買い手よし・世間よしという「三方よし」の精神。売る側は、買う側(荷主)への感謝の心で尽くすという念いとなり、買う側は、この人から買いたいという気持ちになる。そこには、金銭取引はあるが相互信頼が生まれている。だから、利益は適正にしておくことが大事だろうね。少なくても続かないしね。多くても相手の信頼を得られない。大事な事は、相手のために役に立っているかという事。

昨日、静岡から取引会社の社長がご来社された。この方が聞き上手な方で、職人肌を感じた。話をしていると人を騙すような人じゃない。この人に任せてみたいという気持ちになってくる。結果、この人から買いたいという心境になっちゃうんだよね。

商売とはそういうものでありたいものです。

安かろう、良かろう の時代は終焉を迎えている。これからは、あなたから買いたい。そんな人間力の時代が来る。商売の心を改めて考えてみたい。

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