2014年10月12(日) 25/365
<美点凝視>
皆様、おはようございます。
サンキューメールもやっと25日。第1コーナーにきた。ネタを考えるのが日課となった。日常が意識的になってきたのが思わぬ成果だ。これはプラスと考えた方がよさそうだ。
昨日、致知出版社の坂東さんのご指導を頂き、社内木鶏会がキックオフされた。これが素晴らしくいい。最高のコミュニケーションツールと言える。くじ引きで4名のグループをつくり、じゃんけんでリーダーを決める。「リーダーになっちゃったよ!」
4名が膝を突き合わせるような接近戦。これだけでも笑顔が迸る。
一人ずつ事前に書かれた致知の推薦記事の感想文を坦々と読んでいく。その感想に対して、残りの3名が発表された感想を伝えるというもの。
それぞれの感想は、自分と照らし合わせ、過去の苦労話、辛かったこと、嬉しかったこと、そして、未来への夢などが発信された。聞いていて実に感銘を受ける。また、意外な一面が聞けて心が開かれていく。なんとも不思議な感覚になった。
感想を伝える時のルールは、発表者に拍手で感謝の意を伝える。そして、否定、批判をしないこと。「頑張ったねぇ、あなたのおかげで助かったよ。有難う」などなどの褒めるのである。発表者の美しい所に意識を合わせる。これを「美点凝視」という。なんと美しい言葉だろうか。私の発表に言ってくれた感想に不覚にも涙けました。
4名の発表が終わると、グループの代表が全員の前で同じように発表する。たった、1時間であったが、笑いあり、涙あり、不思議な空間であった。
コミュニケーション不足と言われる中、「美点凝視」で相手の長所を見る、相手のプラスを見る、そして相手に感謝する。日常ではあり合えない光景であった。いや違う。日常がおかしいのだ。日常を改めなければならない。日常こそ異常なのだ。
致知出版社から毎月発行される「致知」。
ドラマが起きる予感がする。